キッチンのコンロはIHでガスコンロのような炎はでない。
安全といえばその通りだが、いまひとつパンチがない気がする。
安い深夜電力で大きなタンクにお湯を沸かしてそれをお風呂に利用する。
その家庭で一日にどれくらいお湯を使うかの統計をとって、それをもとにお湯をつくる量を機械が勝手に決めてお湯をわかしてくれる。その統計が整わない設置初期は途中でお湯がなくなってシャワーが水になったりすることもあったが、今ではそういうこともなくなり、無駄なくお湯を供給してくれている。
そして便利なのはお風呂の自動お湯張り機能だ。
キッチンにあるコントロールパネルのボタンを押すだけで自動でお風呂に設定された温度のお湯を設定された量だけ供給してくれる。こりゃあ便利だ。
昔のガス釜の風呂のように火を止め忘れてお湯がグラグラ煮立って、しゃぶしゃぶにする気か=!と怒ることもないし、給湯器からのお湯を止め忘れて湯船から溢れさすようなもったいないこともなくなった。
ある日早めに仕事が片付いたのでいつもより早く帰宅すると、女房は子ども会の会合かなんかで留守をしていた。会合が終わってから晩飯の用意をするつもりなのか夕飯もできていない。
「腹へってるのに~しゃないな・・・。帰ってきて晩飯ができるまでに一風呂あびるか。」と
キッチンのコントロールパネルの「お湯張り」ボタンを押した。
コントロールパネルからまるで新幹線の車内アナウンスのようなきれいな女性の声が流れる。
”♪ポーン・・・・お湯張りを開始します。・・・お風呂の栓はしましたか?”
え?お風呂の栓?そりゃ栓はしてるでしょう。栓してなきゃお湯は垂れ流しでいつまでたっても溜まりゃしない・・。
しましたか?っていわれても・・・してるんじゃないの?としか・・・
(==;)ムムムム
しょうがないから一旦お湯張りを中止して、トコトコと浴室まで歩いていってちゃんと栓をしているのを確認する。
栓が斜めになってないかもしっかり確認して、上から指でグイグイ押し込んで、これで良し!っと。
当然浴室の壁にも「お湯張り」ボタンはついているが、ここでそのボタンを押すと負けになるような気がして、再びトコトコとキッチンまで戻り、「お湯張り」ボタンをプーッシュ!
またもや新幹線アナウンス風の声が流れる。
”♪ポーン・・・・お湯張りを開始します。・・・お風呂の栓はしましたか?”
ええしましたよ。しましたとも!ぐいぐい押し込んでおきましたっ!
・・・・・・・・・・・
(==;)
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
ヌォォオオ!
щ(▼ロ▼щ)意味ねーーーー!
2 件のコメント:
ゞ( ̄∇ ̄;)
ガスタイプでも自動お湯ハリの機能付いたのありましたよー確か。
公団住宅入ってる時に付いてたっす。
追い焚き機能付き。
最近の風呂は追い焚きが出来ないのとか多いらしいですね。(お湯が足されるんだって)
使い勝手悪い気がするんだけど。
どーなんでしょうね=
>はやひでさんへ
ガス給湯で自動お湯張り機能が
ついていないというのはあくまで
我が家のお風呂のことなので
ご勘弁を。
追い焚き機能はついてないっす。
結局、タンクに大量のお湯をつくって
それを利用するだけなので風呂がさめて
くると熱い湯を足すだけです。
昔は2度焚きで風呂水節約・・・
とかしたこともあるけど
今の我が家では不可能です。
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