前回からの続き
ワナワナ 今日はこのへんで勘弁してやろうと思っていたのに・・・
値引きの話は一旦置いて、ふたつ並んだ他メーカーのテレビを見比べて、
「 こっちのTVは画面が暗いけど、調整すれば隣のTVとおなじような明るさになるの?」
などと話をテクニカルな話題にすり替える。
リモコンを操作して画面の明るさを必死に調整するイケメン店員。
「まぁ、こちらの明るさはこんなもんですね。」
「・・・ふ~ん 。なんか暗いね。」などと言いつつ・・・
・・・しかし実はそんなことはど~でもいいのだ。
家で二つのTVを並べて見るわけじゃなし、どっちの画面が明るかろうが暗かろうが。
ふふふ・・・お主、まだまだ若いのぉ。すっかりコチラの老練な心理戦にひきこまれおって。
エコポイント駆け込み需要で込み合う「や~まだ」のテレビ売り場。店員の対応を待つ客がわんさと溢れている。
「こちらの提示した値引き価格で買うなら買う、買わないのなら買わないで早く決めてくれ!」という店員の苛立ち ・・・は表情には出さないが(さすが天下の「や~まだ」)、心の底には当然あるはず。
はいここで、こちらの老練な戦略通りトドメの一発。Bomb★
「あ・・・ゴメン、さっきの22型はやめにして、 5000円高いけどこっちの32型に変えるわ。(22型と)同じ値段で・・・・。」
こちらが言い終わる前に再び早足で店の裏のほうに消えるイケメン店員。
しかし先ほどと違ってなかなか帰って来ない。きっと店の裏では上司とすったもんだしながらこんなことを言ったに違いない。
「あの客が言うとおりに22型の時の値段で売ってはやく帰ってもらって次の順番待ちのお客さんに対応したほうがいいっすよ。」
やっとこさ帰ってきた店員が提示した値段は37型と32型の2台で16万2000円。途中で5000円高い商品に変えたので実質1万5000円値引きで手をうった。
TV2台で1万5000円引き程度じゃ「やったった感」はさほど無いが、最初3000円引き からすればまぁ良かろう。
日立Wooo 37型液晶HDD350GBフルハイビジョン、10万8000円。(ネット最安値+約5000円)とPanaビエラ32型 5万4000円。どちらもこのところ平均価格は上がり気味。ポイントもらってもあまり有り難味がない。
きっとエコポイント終了で価格も カクンと落ちるんでしょうね。・・・何の為のエコポイントなのやら・・・・。
しかし、それよりもなにも、なんで地デジのためにまだ充分見えるアナログTVを捨てて自分が16万円も払わなくちゃならんのか?
少なくともアナログTVの生産打ち切りから10年間は地デジへの完全移行は待つべきだよな~。