2009/01/27

テレビCM

最近テレビを見ていて痛切に思う。


携帯電話と消費者金融のCMがなんて多いのだろう!

若い男が花屋さんに彼女の部屋を埋つくすだけの花を注文すると、
内田有紀が小さな花束を出して


・・・・う~ん・・私からすると
「あんた貧乏人でしょ」といわれているようで
おおきなお世話だと思うのだが

ええ仕事したったという表情の内田有紀がうたう。
 ♪武っ富士~♪

!!((((((((((ノ_ _)ノズッコーン
なんや?プロミスとちゃうんか~い!



まぁこれは当方の勝手な思い込みからくる
勘違いなので文句を言う筋合いではないが ・・・
o(*▼▼*)o武富士ダンサーズ かんばーっく!


一番 ムカッとくるのが、番組の盛り上がった部分で
当然のように入るCMだ。


TV局側からするとCM中にチャンネルを変えられるのを
防ぐためのテクニックなのだろうが・・・・見てる側は非常に
気分が悪い。

たとえば・・・
『人跡未踏の地に人喰い虎発見!』
という番組があったとすると (↑架空の番組です)

我々探検隊は人喰い虎のものとおもわれる足跡をたどって
ジャングルの奥へと分け入った。

「足元 気をつけろよ!」
「ああ!」ドタドタ!
(カメラマンが足をすべらせてこけたりする)

・・・その時・・・
・・・ガサガサ・・・
「シッ!」
繁みの向こう側になにかがいる・・・。
はたして捜し求めている人喰い虎なのか?

我々は相手に気づかれないようそっと
繁みの後ろにまわる。

「いたっ!あそこ!」
ついに人喰い虎発見か?

スタッフの慌てぶりがそのまま伝わってカメラの画像が揺れる。

やっと落ち着いたカメラの画像がズームアップしていくが・・・
なぜかモザイクがかかっていて・・・。

・・・・CM・・・・。

・・・このCMの商品は絶対に買わないゾ!・・・
と苦々しく思いながらCMが終わるのを待つ。

・・・待つ・・・・(--#)イライラ
・・・待つ・・・・ (--#)イライラ
そして・・・待つ・・・(--#)イライラ

で、やっと番組再開。

我々探検隊は人喰い虎のものとおもわれる足跡をたどって
ジャングルの奥へと分け入った。

「足元 気をつけろよ!」
「ああ!」ドタドタ!
(カメラマンが足をすべらせてこけたりする)・・・・・


(=△=) エー!・・ それさっき見たやん。

とテレビに突っ込みを入れながらも
もう一度同じ映像を見せられて・・。


「いたっ!あそこ!」
ついに人喰い虎発見か?

スタッフの慌てぶりがそのまま伝わってカメラの画像が揺れる。

やっと落ち着いたカメラの画像がズームアップしていくが・・・
なぜかモザイクがかかっていて・・・。


( ‥) ン?またまたモザイク?・・・まさか・・・

・・・ふたたびCM・・・・

(--#)・・・(--#)・・・(--#) ・・・
マタ・・

・・・・CM・・・・・・(--;#)ピクピク・・・・・・・・・

ヌオォォー(▼▼メ)p ビルごとふっとばすぞ、テメェー!




・・・・し・・・失礼しました。つい興奮してしまいまして。



さすがにこのようにクライマックスシーンの前に二度もCMが入る番組は少ないが、 それでもないこともない。

TV局の人たち、CMも視聴率も大切なのはよーくわかりますが
もう少し視聴者の心理を考えないと・・・番組提供の企業にたいして
逆に悪感情がうまれるんじゃないかな?(オイラだけか?)


そして二度目のCM明け・・・

ムムム・・・エンドロール?終わり?

映像のモザイクがとれて そこには
野良猫の映像が・・・。(--;#)ピクピク

・・・そりゃそーだ。・・・




(▼▼メ)人跡未踏の地に

人喰い虎が

いるわけねーっつーの!

(人が今まで行った事ない場所でどーやって虎が人を喰うのって話だな・・・。)

2009/01/09

八代亜紀 Forever!

昭和を懐かしむ意味で駄菓子屋風の店舗を見かけることがある。

私が小学生だった70年代のはじめ頃にも近所にはこの駄菓子屋があった。

駄菓子だけではなく、ノートや鉛筆などの文房具、
プラモデルや駒や花火などちょっとしたおもちゃなど
子供たちの心をくすぐるものが所狭しと店の中にぶら下がっていた。

そのなかでも少年たちの心をとりこにしたのが「スパイ手帳」である。
細かな内容まではよく覚えていないが、スパイの心得とか暗号書
文字が消えるペン・・・そして、水に溶けてなくなるメモ用紙。

この水に溶けるメモ帳・・・どうやら敵に知られてはならない情報を
守るためいざという時には水に溶かしてしまうというものだが、
当時としては比較的高価だったこのスパイ手帳・・・もったいなくて
とてもじゃないが容易に水に溶かしてしまう勇気が湧いてこない。
・・・が、溶かさなければ単なる紙である。
したがっていやが上にも、
手帳のなかに数枚はいっているこの溶けるメモ用紙の一枚だけは
とりあえず水に入れて溶かしてみないわけにはいかない。
いよいよ溶かすぞ!って時にはみんな興味深々、黒山の人だかりである。
機密保持もなにもあったもんじゃない。

 スパイ手帳はおいといて・・・

 そんなこんなで少ない小遣いを握り締めて駄菓子屋に立ち寄った
ある日、私はそこで50円(ダッタカナ?)のクジ引きを見つけた。
景品はアイドル歌手の写真がプリントされたプラスチックの下敷きである。

 天地真理、麻丘めぐみ、南沙織、淳子に百恵に・・・一拍おいて昌子。
当時人気絶頂のアイドル歌手たちが
「私たちを当ててね。(^・^)ウフ
とばかりにこちらを見て微笑んでいる。

 しかし50円といえば、小学生にとって相当な投資額である。
・・・う~ん・・・
迷っていると、淳子が百恵が・・・一拍おいて昌子が
「私たちを連れてかえって・・・(^-^ ) ニコッ
と微笑みかける。

・・・・ううう しゃーない!勝負じゃぁぁあ!・・・
「おばちゃん、一枚くださいな。はい50円」

・・アラクタラサンミャクサンボウダイ・アラクタラサンミャクサンボウダイ・・

頭の中でインドの山奥で修行をしたレインボーマンの呪文を唱えながら
渾身の力をこめて クジをひく。

「キェーイ!!これじゃぁ!・・・ムム?・・13番?」

・・・エート 1番・天地真理 2番・麻丘めぐみ・・・ないぞ?13番なんて・・・

「はいはい13番ね。」

店のおばちゃんは、南沙織が淳子が百恵が・・・一拍おいて昌子が
ならべられている台の下からダンボールの箱を引っ張り出すと
その中にぎっしりと詰め込まれた下敷きの中から手際よく13番を見つけ出し
「はい、亜紀ちゃん。」

・・・亜紀ちゃん?・・・って・・アノ・・真理ちゃんやめぐみちゃんや・・・一拍おいて昌子ちゃんは?

・・・(; ̄Д ̄) アイヤー!  そ、そういうことかぁぁあ!

おばちゃんはニッコリと微笑む八代亜紀のプリントされた下敷きを渡してくれた。
「よかったわねぇ~。亜紀ちゃん歌うまいし。」

・・・歌うまいしって・・・おいら小学生だぞ・・・


ああぁぁぁぁ、沙織が淳子が百恵が・・・一拍おいて昌子が・・・
「フフフ・・・残念デシタ!またお小遣いためてクジを引きにきてね・・・」
と・・オイラのことをあざ笑っているように見える。


私は八代亜紀のプリントされた下敷きをそっと上着の下に隠すと
うなだれたまま家路についた。


   ・

   ・

   ・

世の中の厳しさを知ったあれから三十数年・・・

おおくの荒波にもまれ幾多の困難を乗り越え
私も八代演歌が琴線に触れる歳になった。


♪ お酒はぬるめの燗がいい
肴はあぶったイカでいい ・・・・

ぽつぽつ飲めばぽつぽつと
未練が胸に舞いもどる
夜ふけてさみしくなったなら
歌いだすのさ 舟歌を

るるるるるる~るる・・・♪

結婚・・そして引退・・
当時のアイドルたちがすべて芸能界を去った今でも

ただ一人歌い続ける八代亜紀よ Forever!